みなさん、最近SNSでモーニングルーティンなどが流行ってないですか?
また、成功者は決まって何かの習慣、ルーティンを持っている。
では、成功者はどういうカラクリで色々なことを習慣化できているのか?早速これについて解説していこうと思う。
【今すぐ紙とペンを用意しろ!】メモを取る習慣の重要性
みなさんは、何か作業をしているときなどにふとアイデアが舞い降りた経験はありますか?
「良いアイデアを思い付いた!」と思うだけでそれをそのままにし、数分後には忘れてしまう。せっかく思いついたアイデアは、何か他のことで役立つかもしれないのに、それは忘れると何も意味をなさなくなる。
個々で思い付いたアイデアは何らかの意味が絶対あるはず。
今すぐ紙とペンを用意しよう。そうすれば、少しでもあなたの人生が変わるかもしれない。
ここでは、メモを書くことに関してのメリットを2つ紹介していく。メモを書くことがどれだけ効率的で有効か一目でわかるはず。
それでは紹介しよう。
1.今から何をすべきかすべて可視化
メモを書くことによって、当然のようにすべての事柄が目でインプットされる。何も残していないことよりもはるかに記憶に残りやすい方法である。
自動的に目に入るので、何をするかを一瞬で把握し、いつでも実行に移せる。
みなさんは、ゲームがなぜ面白いのか考えたことがあるだろうか。それは、レベル、経験値、ランキングなどすべて記録として残っているからだ。すべて自分がなしえた功績はデータとして残され、かつ見えるように設定されてある。また、これからしなくてはならないミッションが課せられる際に、それも文章として表示されるだろう。
このようにゲームはすべての功績や実行しなければならないことなどはメモされてあるはずだ。実際の現実でも、仕事やスケジュールにこのメモを取る行為を取り入れることで、何倍も生産性が上がる。
2.デジタルよりも紙とペン
メモを取る際、スマホですべてメモを取る人はかなり居る。
しかし、メモを取るのは紙とペンが一番効率的にである。なぜだと思う?
それは、紙とペンはアウトプットの早さが非常に速い。字を書くのはスマホの方が早いという方もいるだろうが、図形などを書く場面に直面したらどうだろう。スマホだとそれ専用のアプリなどを立ち上げ、いろいろ考えながらメモをとらなければならない。そんなことをしていると、せっかく思いついたアイデアを忘れてしまう。
紙とペンを使うことによって、複雑な形でもすぐに記録することができる。
メモを書く重要さをお判りいただけただろうか。
みなさんもこれを機会に、メモ帳とペンを常備してみてはどうだろう。確実に人生の質が変わる習慣の一つになるだろう。
【スマホに触れるな!】睡眠の質を上げる習慣
ある海外YouTuber「ニクラス・クリストル(Niklas Christl)」が一つの疑問を述べていた。
「おかしいと思わないか?自分の顔を鏡で見る前に、自分じゃないだれかの写真を見るって。朝のスタートは、自分の人生の中で始めるべきであって、他人の人生の中で始めるべきでない。朝起きて最初の10秒間、スマホを見てしまうと、人生大切な時間を感じる余裕もなくなる。”今日が素晴らしい一日になるかもしれない”って考える隙も無く、ネットの世界に飲み込まれるんだ。」
たしかに、自分の人生を生きているはずなのに、自分以外の人生をSNSでチェックしているのがほとんどの人の現状だ。朝だらだらとなにも考えずに、スマホをスクロールし時間が過ぎている。
また寝る前にスマホでSNSを見ている人が多いだろうが、それは睡眠の質を下げている。スマホから浴びるブルーライトもそうだが、SNSを見ることによって脳が興奮し、しっかりとした睡眠をとれていないのが研究結果で分かっている。
そこで、海外YouTuber「ニクラス・クリストル(Niklas Christl)」は、ある企画を思い付く。夜の決められた時間から朝の決められた時間まで、スマホを絶対に触らないところに遠ざけて設置するという、5日間のデジタルデトックスの企画である。
朝起きるときのアラームはどうするの?と思ったかもしれない。この企画では、目覚まし時計をあらかじめ買い、実験していた。
この企画の実験で得られた効果は以下の3つある。
①朝と日中の時間の質が劇的に向上した。
②作業自体をドーパミンに変換することができた。
③人生の大きな決断を下せるようになった。
また、寝る前の時間で新しいアイデアや明日の目標、明日の楽しみなどを考える時間が生まれたという。これは、自分だけの時間が作られたことによって、暇な時間普段考えないようなことを考えていた。結果、クリエイティブな発想が生まれたり、精神的にポジティブな感情が生まれている。
睡眠の質を上げ、さらに朝ルーティンで有効活用できるようになれば、あなたの人生はとても豊かなものになるかもしれない。
ぜひ、試していただきたい。
モーニングルーティン
世界の主要な成功者は決まって朝早起きをしている。
Twitterの共同開発者である「ジャック・ドーシー(Jack Patrick Dorsey)」は午前5時半起き。Amazon創業者「ジェフ・ベゾス(Jeffrey Preston Jorgensen)」は午前5時起き。スターバックスの元CEO「ハワード・シュルツ(Howard Schultz)」やappleのCEO「ティムクック(Timothy Donald “Tim” Cook)」に至っては、午前4時半起きである。
成功者は、朝早く起き何をしているかというと、仕事や仕事の生産性を上げるためのモーニングルーティンを実施している。
成功者たちは、朝起きた瞬間が一番生産性が高いと認知しているので、多種多様な成功者は皆朝起きてからの時間を大切に活用している。
ある実験では、以下のような流れで朝を過ごすと効果的であると立証されている。
朝起きて90秒以内に仕事を始める。
↓
「FLOW」集中作業を開始(約2時間ほど)←人によって時間は変化する
↓
モーニングルーティンで脳を回復
この流れの繰り返しで生産性が格段に上がっているという結果がでている。
「FLOW」状態とは、究極の没頭状態のことを指している。この状態を数回にわたって繰り返すことによって、一日を無駄なく過ごすことが可能である。
では、具体的にどんなモーニングルーティンをすれば良いか、想像つきますか?
ここからは、生産性に効果的なモーニングルーティンをご紹介していきます。
1.瞑想
瞑想とは、目をつむるか一点を見つめ、深呼吸することである。これを約5~10分、呼吸を繰り返すだけの簡単な作業です。
呼吸に集中できない方もおられるかと思うが、他のことに気が散っても呼吸に再度集中することによって、十分意味のある行為になります。
瞑想は主に以下の3つの効果があるといわれています。
①集中力の持続時間が長くなる。
呼吸に集中し呼吸を整えることによって、いろいろな気が散る余計なことを考えなくなり、仕事や作業に集中することができる。
②突発的に怒りにくくなる。カッとなることが少なくなる
深呼吸は、ストレスを緩和する効果が期待されているという研究結果がある。突発的なストレスにも落ち着いて対応できるようになる。
③記憶を司る灰白質が大きくなる。
ある研究では、瞑想することによって記憶力をも向上させるという結果が得られている。灰白質とは、脳のあらゆる神経細胞が集まっている場所のことを指し、海馬などの記憶を司る神経系も活性化するといわれている。
これをたった5~10分モーニングルーティンに組み込むことによって、これだけの効果が得られるなら、やって損はないと思う。
ぜひ試してほしい習慣の一つである。
2.エクササイズ
エクササイズとは、体を動かす運動であれば何でもよい。また、激しい運動をする必要はない。少し脈を上げる程度を朝に数分行うことによって、その日1日のエネルギーレベルが上がる。エクササイズを行うことによって、以下の3つの効果を得られる。
①体の健康状態を向上・維持
②精神面の安定
③集中力と判断力の向上
また、運動の種目については何でもよい。最初に述べたように、少し脈を上げる程度の運動であれば、散歩でもヨガでもジョギングでも効果は得られるでしょう。
以上のことから、エクササイズもやって損はない効果が得られる習慣の1つである。
3.アファメーション・ビジュアライゼーション
アファメーションとは、ポジティブな言葉を口にすることである。これをすることによって、理想を潜在意識に刷り込むことができる。
あのプロボクサー「モハメド・アリ(Muhammad Ali)」も”自分は世界一だ”とアファメーションし続けていたといわれている。
ここで大事なことは、明確な数字や期限を必ず入れて口に出すこと。これを行うことによって、自分の目標を明確にし、何をすべきかというのが理解することができる。結果、目標までの最短ルートを走ることが可能である。
また、ビジュアライゼーションというのは、アファメーションをより脳内で想像してみることである。自分が思い描く理想の1日をイメージするだけである。
このビジュアライゼーションは、有名な成功者も実践している。マイクロソフト創設者「ビル・ゲイツ(Bill Gates)」、プロゴルファー「タイガー・ウッズ(Tiger Woods)」、俳優「ウィル・スミス(Willard Carroll Smith Jr)」など、有名な成功者は皆ビジュアライゼーションを実施し、効果を実感している。
以上のことから、アファメーションもビジュアライゼーションも、自分の理想を想像し声に出すことによって、未来の目標を達成することが可能である。
積極的に行動ができないと思っているという人は、まず、この簡単な2つのことをモーニングルーティンに組み込むだけで、人生は大きく変化していくだろう。
4.冷水シャワー(Cold shower)
冷水シャワーは、「ただ冷たいだけでただの拷問だろ」や「朝から風邪をひいてしまう」などの意見があるかもしれない。
しかし、科学的な実験によると、次の3つのことが研究結果として出ている。
①代謝を最大4.5倍にまで引き上げてくれる。
②30~90秒の冷水シャワーを浴びる→免疫力が格段に上がる。
③ノルアドレナリンの分泌→血圧や心拍数を上げて、頭の回転を速くする。
これらの即効性は、ドーピングレベルである。コカインの250倍のドーパミンが分泌されると言われている。
だまされたと思って、最初は30秒から始めてみてはいかがでしょう。
いかがでしょうか?自分がおすすめするモーニングルーティンは主にこの4つである。
最初は、少しずつでも構わない。そしてすべての習慣を組み込む必要もない。自分のできるものから慣れていくのが大切である。それぞれ、それほど時間がかかるものではないので、自分のペースで習慣化することが成功への近道になるだろう。
今回ご紹介した習慣は気持ちの切り替え次第で簡単にできるものばかりだ。
ぜひ、これを機会に少しでも早起きし、ルーティンをこなしてみてはどうかな?
その日1日、またはあなたの人生をポジティブな方向に生きていくことができるよ。
引用
https://www.youtube.com/watch?v=bV_NdUZEmnE&t=567s
https://www.youtube.com/watch?v=eR21ynDHwH8&t=399s
https://www.youtube.com/watch?v=ZwCVWkixSaY&t=610s
https://www.youtube.com/watch?v=MNsAr3CjE0w
https://www.youtube.com/watch?v=XJOsPyyYork&t=41s
https://www.youtube.com/watch?v=IWcGoLMwEtM&t=29s
https://www.youtube.com/watch?v=u7xvwvtURfs&t=5s
https://www.youtube.com/watch?v=YT7tQzmGRLA&t=125s
https://www.youtube.com/watch?v=9OFWBerI0_c&t=3s
参考文献
シリコンバレー式超ライフハック|デイヴ・アスプリー (著)
Atomic Habits | James Clear (著)
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